ST・OTによる特別支援の一例
言語発達促進訓練
対象:ことばの発達がゆっくりしているお子様
【効果】物のミニチュアや絵カードなどを用いて、理解、表現できる物の名前を拡げます。
【効果】二語文、三語文、多語文などの文章の理解、表現力の練習を行います。
AAC(拡大・代替コミュニケーション)訓練
対象:音声での表現が難しいお子様
【効果】絵や写真などを用いた気持ちを表現する方法を練習します。
構音訓練
対象:発音が全体的に未熟なお子様
【効果】発音に必要なお口(唇や舌、頬など)の動きなどを練習していきます。
対象:ある一定の音に聞き取りにくさや置き換わり(サ行がタ行になるなど)があるお子様
【効果】聞き取りにくさや置き換わりがある音を繰り返し練習していきます。
感覚統合療法に基づいた訓練
対象:運動が苦手なお子様
【効果】セラピーボールなどを用いてバランス能力を育てます。(他にも感覚統合療法に基づいたアプローチを行います)
上肢機能訓練
対象:手先の不器用なお子様
【効果】手作り玩具を用いて楽しみながら手の操作性を育てます。
学習支援
対象:鉛筆を握るのが苦手なお子様
【効果】鉛筆を正しく持つ補助具を使用することで上手く握ることを学びます(学習支援の一例です)
ADL訓練
対象:ボタン付けが苦手お子様
【効果】しっかり手元を確認しながらすることで、ボタン付けの手の動きを学びます(日常の生活動作練習の一例です)
IADL訓練
対象:買い物を1人できないお子様
【効果】買い物練習では、買い物スキルを身に付けることと並行して「金銭管理」や「計算する力」「社会のマナー」など学びます。
仕事的活動
対象:自立した生活を目指すお子様
【効果】野菜つくりを通して、「育てる」「仕分け」「箱詰め」「販売」など1人の生活者としての役割を早い時期から経験して育てます。